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09月14日-04号

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  1. 北上市議会 1992-09-14
    09月14日-04号


    取得元: 北上市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    平成 4年  9月 定例会(第15回)平成4年9月14日(月曜日)議事日程第8号の4               平成4年9月14日(月)午前10時開議 第1 認定第1号 平成3年度北上市水道事業会計決算の認定について 第2 認定第2号 平成3年度夏油国民保養温泉国民宿舎施設等組合国民宿舎事業会計決算の認定について 第3 議案第98号 北上市の休日条例等の一部を改正する条例 第4 議案第99号 北上市吏員恩給条例の一部を改正する条例 第5 議案第100号 北上市教育施設設備整備基金条例の一部を改正する条例 第6 議案第101号 北上都市計画下水道事業受益者負担条例の一部を改正する条例 第7 議案第102号 平成4年度北上市一般会計補正予算(第2号) 第8 議案第103号 平成4年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第9 議案第104号 平成4年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第1号) 第10 議案第105号 平成4年度北上市老人保健特別会計補正予算(第2号) 第11 議案第106号 平成4年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第2号) 第12 議案第107号 平成4年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 第13 議案第108号 平成4年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第2号) 第14 議案第109号 平成4年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号) 第15 議案第110号 平成4年度北上市水道事業会計補正予算(第1号) 第16 議案第114号 市道大堤北線道路改良(舗装)工事の請負契約の締結について 第17 議案第115号 北上市黒沢尻西公民館新築(建築)工事の請負契約の締結について 第18 議案第116号 財産(土地)の取得について 第19 議案第117号 財産(土地)の処分について 第20 議案第118号 人権擁護委員候補者の推薦について 第21 発議案第6号 真にゆとりある暮らしを求める決議について 第22 発議案第7号 私学教育等を充実・発展させるための意見書の提出について 第23 請願について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(36名)   1番 高橋 元君   2番 鈴木健二郎君   3番 高橋孝二君   4番 三浦悟郎君   5番 高橋賢一君   6番 金田ハルノ君   7番 小原健二君   8番 小松久孝君   9番 及川洋一君   10番 高橋 功君   11番 多田 司君   12番 藤枝孝男君   13番 高橋義麿君   14番 渡辺紘司君   15番 伊藤隆夫君   16番 及川淳平君   17番 菅原行徳君   18番 浅田哲心君   19番 菊池基行君   20番 高橋徳蔵君   21番 小沢幸三郎君  22番 上野亮平君   23番 八重樫眞純君  24番 柏葉 明君   25番 鈴木健策君   26番 平野牧郎君   27番 舘川 毅君   28番 伊藤輝雄君   29番 高橋一夫君   30番 高橋賢輔君   31番 小原健成君   32番 柏葉省一郎君   33番 田鎖助治君   34番 原田敬三君   35番 松田清志君   36番 昆野市右ェ門---------------------------------------欠席議員 なし---------------------------------------事務局職員出席者  局長     下屋敷勝哉君  次長     千田安雄君  副主幹兼         松本 巖君   議事調査係長 高橋 博君  庶務係長---------------------------------------説明のため出席した者  市長     高橋盛吉君   助役     斎藤政憲君  収入役    菊池秀雄君   企画調整部長 小野信義君  財政部長   橘 晃司君   民生部長   山中丕之君  産業部長   及川文雄君   建設部長   高橋 茂君  福祉部長   中舘久二君   和賀支所長  菊池 周君  江釣子支所長 伊藤 巖君   水道部長   堀内三郎君  教育委員会         高橋忠孝君   教育長    成瀬延晴君  委員長                 選挙管理委  教育次長   小田島龍一君         千田長三君                 員会委員長  監査委員   横山耕造君   企画課長   小原善隆君  総務課長   滝澤良徳君   財政課長   真山 峻君---------------------------------------      午前10時6分 開会 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの出席議員数は36名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程第8号の4によって進めます。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第1、認定第1号平成3年度北上市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。決算特別委員長松田清志君。   (決算特別委員長 松田清志君 登壇) ◆決算特別委員長松田清志君) 決算特別委員長報告を申し上げます。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました認定第1号平成3年度北上市水道事業会計決算の認定について申し上げます。 当委員会は、去る9月3日の本会議終了後、正副委員長の互選を行い、不肖私が委員長に、副委員長に藤枝孝男委員が互選されました。 実質審議を9月11日に開催し、水道部長等から詳細な説明を聴取し、慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、決算の概要を申し上げます。 給水収益等営業収益16億6,430万9,877円に対し、浄水費等営業費用は14億3,484万9,260円で、前年度より2,861万6,240円減の2億2,946万617円の営業収益でありますが、営業外収益では、前年度に比較して8,734万9,975円減の1億9,039万2,841円に対し、支払い利息等営業外費用は4億4,764万2,841円で、2億5,725万円の不足を生じたことにより、経常損失2,778万9,383円となり、過年度損益修正損232万8,903円を加えた3,011万8,286円の当年度純損失が生じましたが、前年度繰越利益剰余金3億8,693万1,875円から当年度純損失を差し引いた3億5,681万3,589円が当年度未処分利益剰余金であります。 次に、資本的収入及び支出においては、上水道創設事業費2億7,416万8,885円、第4次拡張事業費2億2,240万9,581円、受託工事費1億4,548万7,500円及び配給水施設費1億2,172万6,664円等の建設改良費、7億6,853万630円に企業債償還金1億7,465万1,661円を加えた支出総額9億4,318万2,291円に対し、収入は、企業債1億8,850万円、第4次拡張事業及び水道施設整備事業出資金1億4,254万円、受託工事収入9,278万8,717円及び水道広域化施設整備費補助金1億4,254万1,000円等、収入総額5億7,936万9,717円であり、収支不足額3億6,381万2,574円は、当年度消費税資本的収支調整額1,277万1,748円、過年度分損益勘定留保資金3億5,104万826円で補てんしております。 次に、水道事業の実績を申し上げますが、給水戸数2万4,031戸、年間総配水量949万678立方メートル、1日平均配水量2万5,931立方メートルであり、いずれも予定量を超えた実績であります。 また、前年度に比較して、給水戸数2万4,031戸は1,021戸の増、給水人口7万7,025人は1,862人の増となっており、総有収水量690万5,482立方メートルは、前年度に比較して69万7,008立方メートルの増となっております。 これは、行政区域内の人口の増加に加え、第4次拡張事業による新規給水戸数及び公共下水道への加入等によるものであります。有収率向上につきましては、給・配水管96.15キロメートル及び弁栓1万2,368件について漏水調査を実施し、128件に及ぶ漏水箇所の修繕工事を行うなど、その努力の跡がうかがわれます。 以上が平成3年度水道事業会計決算の概要と事業の実績でありますが、本委員会は、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 以上をもって特別委員会に付託になりました案件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、認定第1号平成3年度北上市水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり認定することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第2、認定第2号平成3年度夏油国民保養温泉国民宿舎施設等組合国民宿舎事業会計決算の認定についてを議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。産業経済常任委員長菅原行徳君。   (産業経済常任委員長 菅原行徳君 登壇) ◆産業経済常任委員長菅原行徳君) 産業経済常任委員会から報告いたします。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました認定第2号平成3年度夏油国民保養温泉国民宿舎施設等組合国民宿舎事業会計決算の認定について、9月9日に会議を開き、産業部長ほか関係課長から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 この議案は、当該組合が本年3月31日をもって解散したため、地方自治法施行令第5条第3項の規定により、当議会に対し認定に付されたものであります。 決算の内容は、営業収支については、営業収益が7,709万7,132円、営業費用が8,970万2,949円で、収支差し引き1,260万5,817円の損失となっております。 一方、営業外収支については、営業外収益受託事業、負担金、雑収益等で679万133円、営業外費用が5万6,152円で、収支差し引き673万3,981円の営業利益となっております。事業全体としては587万1,836円の損失となっております。最終的には、前年度の繰越剰余金1,338万694円から当年度の純損失587万1,836円を控除し、当年度未処分利益剰余金が750万8,858円となっております。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 以上が当委員会に付託になりました議案についての審査の経過と結果であります。何とぞ当委員会の決定どおり満場の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、認定第2号平成3年度夏油国民保養温泉国民宿舎施設等組合国民宿舎事業会計決算の認定についてを採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり認定することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第3、議案第98号北上市の休日条例等の一部を改正する条例、日程第4、議案第99号北上市吏員恩給条例の一部を改正する条例、以上2件を一括して議題といたします。 本件2件に関し委員長の報告を求めます。総務常任委員長田鎖助治君。   (総務常任委員長 田鎖助治君 登壇) ◆総務常任委員長田鎖助治君) 総務常任委員会委員長報告をいたします。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第98号北上市の休日条例等の一部を改正する条例外1件について、当委員会は、9月9日会議を開き、企画調整部長及び総務課長から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、議案第98号北上市の休日条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 各位御案内のとおり、北上市における職員の週休2日制については、第2、第4土曜日を閉庁とする4週6休制を実施しているところでありますが、昨年8月、完全週休2日制の早期実施について人事院勧告があり、国が今年5月、岩手県は8月にそれぞれ実施しているところであります。 当市においても、県からの早期実施についての指導を受けながら、完全週休2日制を導入しようとするものであります。 完全週休2日制の導入により、週の日曜日のほか全部の土曜日が休日となることから、その関係する3つの条例について所要の改正をしようとするものでありますが、実施に当たっては、住民等への周知期間及び県内都市の状況等を勘案しながら、年内を目途に実施しようとする内容のものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号北上市吏員恩給条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本条例に規定する退職年金及び遺族年金の額については、恩給法の定める普通恩給及び扶助料の額を準用しているところでありますが、本年3月31日、恩給法が一部改正されたことにより、退職年金については、「98万9,500円」を「102万7,500円」に、遺族年金については、「69万1,900円」を「71万8,500円」に、また遺族年金を受ける者が妻であって、その妻が60歳以上である場合の遺族年金に加算される額については、「13万5,000円」を「13万9,500円」にそれぞれ改正しようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって当委員会に付託になりました案件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同をお願いし、報告を終わります。 以上です。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 27番。 ◆27番(舘川毅君) 総務委員長にお伺いいたします。 なるほど5日制については、国家公務員がたしか平成2年度の5月から実施して、徐々に地方公務員も5日制に移行しているということは理解しておりますけど、ただ、北上市におかれましても、たしか平成2年度の5月から、委員長の報告どおり隔週の6日制をとっていますけれども、ただ、その実施、いわゆる試行期間中に対する、これはやっぱり市民サイドの問題ですから、市民の方から、5日制に移行する段階には、何といいますか、理解を得たかどうかということ。いわゆるこの試行期間中に完全5日制に移行するということは、市民サイドから見ても理解を得ているかということが第1点。 もう一つは、5日制によって行政サービスの方がどうなるのか。例えば、市民会館あるいは図書館等、あるいは医療機関とかとありますけれども、これに対するサービスというのは、これは国家公務員であっても、たしかそういう部門についてはかなりいろいろの政策を持っているようですけれども、市におかれましても、当然、その点については考えなきゃならぬことだと思いますけれども、それらについての対応の仕方はどうなっているのか。 もう一つは、この5日制の実施によって、民間企業というのは5日制への移行がまだかなり難しい点がありますので、行政としての民間サイドに対する促進といいますか、そういうものをどうとるのか、その3つについて委員会の審議の中身についてお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 委員長。 ◆総務常任委員長田鎖助治君) ただいま御質問ありました件については、当委員会においても質疑応答としてなされた事項でございます。まとめて申し上げますれば、行政サービスは低下させない、それから事務事業の合理化を進めていろんなことに対応するという御答弁を当局がなされているわけでございますが、大変大事な事項の御質問でございますので、私からよりも当局からこの際答弁させたいと、このように存じます。よろしく、議長お願いします。
    ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小野信義君) ただいまの質問に当局としての考え方ということでございますが、1つは、市民の理解を得て実施するのかという御質問でございますが、もちろん完全週休2日制ということになりますと、住民に対するサービスの低下ということは絶対避けなければならないというふうにも考えまして、庁内にも実施についての検討委員会というものを設置いたしまして、鋭意課題等について検討してまいりました。その結果、特に考えられますのは窓口業務、これらについてのサービスの低下はないかということが1つであります。 もう一つは、幼稚園、保育園、これらについての勤務体制とも絡むわけでありますけれども、問題がないかと。大きくはこの2つに要約されたわけであります。 最初に、市民の窓口の問題でございますが、これは、これまでも週休2日制等を実施してきておりますし、特にも、今回の完全週休2日制と申しますのは、国なり県が既に実施に入っているということから見ましても、件数等を見ましても、むしろ従来よりは減ってきている傾向にあるということでございますので、この点につきましては実施に関して住民への周知というものを徹底して解決できるのではないかと、そのように考えております。 それから、幼稚園、保育園の件でありますけれども、これは確かに休みになりますから、そういう面が出てこようかと思いますが、ただ一つは、完全週休2日制というものが定着してまいりますと、やはり親御さんたちも休む形になってまいりますので、親御さんたちも休みにはできるだけ家庭で子供と暮らす、接するということを求めていくということも一つの考え方ではないかということから、父兄に対するアンケート調査等もやりながら、その実態に対応してまいりたいと、そのように考えているところであります。 それから、行政サービス面の例えば市民会館、図書館はどうなるのかということでございますが、これは週休2日制の場合もそうでありましたけれども、全体として閉庁する部門と閉庁しない部門というものを分けております。例えば、今、質問がございました市民会館とか図書館というものは閉庁しない部門ということに位置づけになりますので、旧来と変わらないという形になります。 それから、民間取り組みとの関連でございますが、まだ民間が徹底していないということもあって、そのことをどう理解するかという意味の質問だったと思いますが、これは先ほど委員長からも答弁ありましたように、やはり国・県、これらが既に完全週休2日制というものを実施しておりますので、これに倣いながら、民間にも浸透していくという役目も一つございますので、そういう観点から市としても徹底に努めていきたいと、そのように考えております。 以上であります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 27番。 ◆27番(舘川毅君) 企画調整部長の説明もわかりますけれども、人事院勧告があったからこうするんだということじゃなくて、国家公務員であっても、地方公務員であっても、市民に行政サービスをする機関ですから、やはり市民の動向をあくまでも重視して決めなきゃならぬということだと思うんですよ。ですから、岩手県においてもまだ5日制に踏み切っていない市町村もかなりありますから、やっぱりそういう市町村というのは、よくそういった動向を見ているんだと思います。 私が委員長に質問したいのは、委員長の報告の中で出てきませんでしたけれども、5日制に移行することによる勤務時間の短縮がどれぐらいになっているのか、その周辺も当然委員会の審議の中であったと思いますけれども、それともう一つは、いわゆる5日制に移行することによって職員が1日休みが多くなったというだけでなくて、やはり5日制による職員の勤務の体制、あるいは技術的なもの、そういうものは5日制になっても、当然残業をしなくても可能なぐらいの能率的な計画も恐らくできているんだと思いますけれども、その周辺のことについても、もし審議の中にありましたら、この2点についてお伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 委員長。 ◆総務常任委員長田鎖助治君) お答え申し上げます。 ただいま御質問されている勤務時間の問題、あるいは5日制に対する職員体制の問題、こういうことについても質疑、議論されたわけですが、御質問されている詳細な時間等々についての内容までは至らなかったんですが、5日制の職員側の体制としては、土曜日に出勤していただく人たちについては定休変更をする。つまり月曜日から金曜日の間に定休の変更をして休日をとらせるといったようなことについての答弁はされておりますので、それとても若干の疑問を残したような形でして、それからあったことについては何となくはっきりしない面もありましたが、これも当局の方からこの際はっきり御答弁をお願いしたいと、このように思います。 以上です。議長、お願いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長 ◎市長(高橋盛吉君) 昔から政治あるいは公務に携わる者の心構えとしては、先憂後楽--市民民衆よりも先に憂いて後に楽しむというのが長年の心構えとしてあったわけでありますが、そういう面から言うと、最近、まず公務員の方で先行して、これは国際的な要請もあってのことでありますが、先に週休2日制等を進めるということになるわけでありますので、心情としては私どもも戸惑いを感じながら、しかし、これはやはり時代の推移でもあるので対応しなければならないというふうに考えております。 先ほども申し上げましたように、これによって市民サービスが低下することがないように、それから、それによって定数をふやすというようなことのないようにと、こういう原則のもとにいろいろ工夫をしていく、事務事業の見直しをして対応すると、こういう努力をしておるところでございます。 県内の各市の動向も十分見ながらの実施を考えているわけであります。なお、民間の方でも、大手はむしろ公務員よりも先に長期の休業等もやっておるわけでありますが、一般の中小企業等はなかなか対応できないという面もありますので、これについては国のいろいろな労働行政などとも対応しながら、機運を高めていくことに努力しなければならないというふうに思います。特に、最近のように労働力の確保が難しくなると、これはやはり中小企業も努力していかなければならないものであるというふうに思いますので、この面につきましては、国・県と協調しながら趣旨の徹底を図ってまいらなければならないというふうに考えております。土曜日の休日になりますので、その分は無論時間の短縮ということでありますが、これがウイークデーの残業増にならないようにできるだけ工夫をしてまいりたい。なかなか一遍にはそうはできないと思いますが、工夫しながら努力してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 13番。 ◆13番(高橋義麿君) ただいまの27番議員に関連してですが、当局の考えをお聞きしました。委員長にそこでお聞きしたいんですが、今、企画調整部長の方から、保育園も週休2日制になることによって親子の触れ合いを豊かにしてきずなを密にするんだ、民間企業も協力願いたいと、このような説明があったわけですけれども、これはまさしく今執行され始めた学校の週休2日制と同じで、文部大臣のたった一言、こういうふうな制度をつくるから民間も御協力願いたいと、この一遍の一言で全部決まってしまう。しかし、地方中小企業が今抱えている問題は何なのか。市長もお答えになりましたけれども、週休2日制にすることによって、地方零細企業が抱えている一番の問題は何なのか。求人難です。この求人難の時期に、その企業を休業させて、そして社員を親子の触れ合いを豊かにするために休ませる、休まなければならない、そのような状況をつくらなければならないという理由はどこにあるんですか。特に一般事務の場合ですと、これは残業、その他で通常の日にちでそれは取り返しがつくでしょうけれども、しかし、子供を扱っている保育園等、そのような公共的な施設、企業内保育所ならいざ知らず、公共の市民を対象にした保育所ならばなおさらのこと、これにどのように対応するのか、それをもう一度お聞きしたいんです。 ○議長(昆野市右ェ門君) 委員長 ◆総務常任委員長田鎖助治君) 特に閉庁される、されない部門があるわけなんでして、今、特に保育園を取り上げてどうなんだという御質問ですが、保育園については、やっぱり議員が質問されるように、私どもの委員会でも大変心配があったわけですから、特に保育園などについては具体的に質疑応答があったわけなんでして、当局の説明は、保育園についてはいずれ閉庁しない、閉庁する部門には入れないという御答弁なわけなんです。しかし、職員は休ませにゃいかぬのだから……。 (「休むんですか。親子の触れ合いを豊かにするために民間企業の方でも協力願いたいと言ってますよ。」と発言する者あり) さっきの企画調整部長の答弁をとらえて質問されているわけですね。ですから、そういう質疑応答も確かにありましたです。しかし、前提よりも、私どもにこういう表も配られましたけれども、閉庁する部門じゃないということをはっきり明示しまして、保育園については説明があったわけなんですが、ただ、その説明の中に、先ほど企画調整部長がおっしゃるように、保育園の場合は特に保育に欠ける子供をお預かりして見ていただくといったような内容のことでございますから、ただいま民間の方でも土曜も休みの営業所などが多くなっていますから、そういう人たちはやっぱり家庭で親子の触れ合いを深めてもらう等々から、保育園へできれば来させないで家庭の中での保育をしていただきたいという希望もあるといったようなことをおっしゃっているわけなんで、そういうことを先ほど企画調整部長がああいう表現でおっしゃっているというふうに理解してございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 7番。 ◆7番(小原健二君) 先ほどの質問の中で一番重要な労働時間の部分が回答されていなかったようですが、職員の完全週休2日制は民間の先行の形で実施されるわけでありまして、いわゆる1,800時間という、国と労働団体とのいろいろな関係もあるわけですが、一番関心を持っておりますのは、今度、職員さんが完全週休2日制が実施された場合に、年間の総労働時間は何時間ぐらいになるのかという意味合いで先ほど総務常任委員長に質問されたと思うんですが、非常にこの辺も関心を持っておったわけですが、そういう検討をされていなかったということでありますので、当局の方からその時間帯を示していただきたいと思います。 あと、市民サービスの部分でありますけれども、自治省が最近、例えば郵便局に設置したファクシミリによる住民票の写しの交付請求、こういう制度も創設されて、各自治体でも検討できるような体制になっているはずですけれども、例えば具体的にこういう完全週休2日制になりまして、市民サービスに対する、具体的に今までやってきた制度とあわせて、どういう部分が検討されてきたのかということが委員会で審議されたのかどうか、そこら辺も確認したいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 委員長。 ◆総務常任委員長田鎖助治君) ただいまの質問された事項について、時間がどれだけ短縮になるのかといったようなことを具体的に私は聞いてないというふうに考えるわけなんですが、ただ、何といっても、つまり勤務時間のふえる分の振り替え分をどうするのかといったようなことに議論が集中したわけなんですが、当局の答弁とすれば、その時間については、先ほど来言われてますように、いろんな合理化の中から時間を生み出して、そして必ずそれは振り替え休日という形で休みをとらして、従来どおりサービスについての低下は来さないようにやると、こういう答弁をされているものですから、私どもはそれを強く希望しながら、了解したということであります。 なお、今質問されている具体的なことについては、先ほど来申し上げていますように、当局の方からの御答弁を待ちたいと思います。 議長、よろしくお願いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小野信義君) 勤務時間数の件でございますが、従来は週44時間であったわけでありますが、これが4週6休になりまして42時間、そうしまして、完全週休2日制になりますと週40時間ということになり、これが、年間でございますけれども2,080時間ということで、最終の目標は1,800時間に置いているわけでありますけれども、完全週休2日制ということになりますと2,080時間、あと、休みの日があるわけでございますが、それらを差し引いていきますと1,800時間に近づいていくと、そのような見方でございます。 それからもう一つ、住民サービスとしての具体的な対応を考えているのかということでありますが、現在も郵便請求制度というものはあるわけでございますが、これの利用状況を見ますと、ほとんど利用されていないという状況でございますが、ただ、これもPRの不足ということもあろうかと思いますので、これらのPRにも努めていきたい。 それから、将来の課題になろうかと思いますけれども、例えば自動交付機というものの導入はどうなのかと。ただ、これもかなり金も要することになりますので、いろいろ内部で検討を重ねてまいりたいと、そのように考えております。 それから、届け出でございますけれども、これは休みになるから全然できなくなるというものではなくて、宿日直で十分対応してきておりますので、これはそのまま続けてまいるということでございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第98号北上市の休日条例等の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第99号北上市吏員恩給条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。      午前10時55分 休憩---------------------------------------      午前11時11分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第5、議案第100号北上市教育施設設備整備基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。教育民生常任委員長伊藤隆夫君。   (教育民生常任委員長 伊藤隆夫君 登壇) ◆教育民生常任委員長(伊藤隆夫君) 教育民生常任委員会から報告いたします。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第100号北上市教育施設設備整備基金条例の一部を改正する条例について、当委員会は去る9月9日会議を開き、教育長等から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 本条例の改正は、和賀町西部地区の小学校統廃合等に伴い、基金の財産管理について、他の基金との整合を図るため、基金に属する財産の対象区域を学区から行政区に変更し、さらにこの別表を条例から規則に移行するなど所要の改正をし、あわせて文言の一部を改正しようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって当委員会に付託になりました案件についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第100号北上市教育施設設備整備基金条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第6、議案第101号北上都市計画下水道事業受益者負担条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。建設常任委員長原田敬三君。   (建設常任委員長 原田敬三君 登壇) ◆建設常任委員長(原田敬三君) 御報告申し上げます。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第101号北上都市計画下水道事業受益者負担条例の一部を改正する条例について、当委員会は10日会議を開き、建設部長等から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 本条例は、公共下水道事業における特定公共下水道事業の受益者から負担金を徴収するため、所要の改正をしようとするものであります。 当委員会は、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって当委員会に付託になりました案件について、審査の経過と結果について申し上げましたが、何とぞ当委員会の決定どおり満場の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第101号北上都市計画下水道事業受益者負担条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第7、議案第102号平成4年度北上市一般会計補正予算(第2号)、日程第8、議案第103号平成4年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、日程第9、議案第104号平成4年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第1号)、日程第10、議案第105号平成4年度北上市老人保健特別会計補正予算(第2号)、日程第11、議案第106号平成4年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第2号)、日程第12、議案第107号平成4年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、日程第13、議案第108号平成4年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)、日程第14、議案第109号平成4年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号)、日程第15、議案第110号平成4年度北上市水道事業会計補正予算(第1号)、以上9件を一括して議題といたします。 これより質疑に入ります。 最初に、一般会計の歳入から款を追って進めます。 6款地方交付税。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 9款使用料及び手数料。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 10款国庫支出金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 11款県支出金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 12款財産収入。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 13款寄附金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 14款繰入金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 15款繰越金。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 16款諸収入。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 17款市債。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 歳入を終わり、歳出に入ります。 2款総務費。 15番。 ◆15番(伊藤隆夫君) 21ページの市民の歌パート譜作成業務委託料ですが、パートですから臨時だと思うんですが、パートというその意味がちょっとわかりかねますので、お知らせ願いたいと思いますし、私は、市民の歌というものは、8万4,000市民が労働しながらも鼻うたのように出てくるものでなくちゃならないんじゃないかと思いますが、「きらめいて」という、どうも音楽大学を終わらなければ歌えないような歌ということで、非常にちまたの我々音楽に乏しい市民からはちょっと難し過ぎるということがございます。それこそ市民の歌パート2でも出して、でなかったらば、歌は国歌みたいなものですから1つしかないわけですが、北上音頭なり何なり、野良で労働しながらもだれしもが鼻うたに浮かんでくるような、そして我らが北上市民なんだという意識を向上するような歌をつくる考えはないかもお知らせ願いたいと、こう思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小野信義君) 21ページの市民の歌パート譜作成業務委託料ということですが、パートというのは、オーケストラとか吹奏楽、指揮者、これらを含めた言葉でございます。いわゆる譜面をつくっていただいたものの委託料でございます。 それから、市民にもっとなじみやすい市民歌であるべきでないかということでありますが、これは私も最初聞いたときはそのように感じましたが、歌ってまいりますと、非常に親しみが感じられるという内容のものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 3款民生費。 24番。 ◆24番(柏葉明君) 31ページでありますが、3目老人福祉費、23節でそれぞれ4つの返還金が計上されておりますが、これらの内容をお知らせ願います。 もう一つ、3款で35ページ、これは19節でやはり私立保育園関係の補助金の減額補正が計上されておりますが、これもお知らせを願います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 福祉部長。 ◎福祉部長(中舘久二君) 31ページの23節償還金利子及び割引料でございますけれども、これは平成3年度分の精算によります国庫補助金等の返還分でございます。 それから、35ページの19節でございますが、これは私立保育園の運営費補助金でございまして、交付要綱によりまして運営費を補助しているわけでございますが、これは本年5月1日現在の児童数、それから常勤職員の平均勤続年数の単価を掛けまして、それの12カ月分の補助をしているわけでございますけれども、この常勤職員が交代によりまして若返ったために減額となったものでございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 24番。 ◆24番(柏葉明君) 35ページの今の私立保育園の減額補正について、今の御説明ですと常勤職員の若返りということですが、御承知のように、私立保育園は人件費が大きな経費のウエートを占めるわけで、経営者からすれば、経営改善のためにそうした人件費を抑えるというところから若返りということを行わざるを得ないことになっておりますが、これらの施設の運営の実情にあわせた補助というものが、たしかおととしかさきおととしですね、二、三年ほど前から改善をしてはあるんですけども、なお、やっぱり施設の方でそうした人件費の抑制ということの若返りを図るという実情が続かざるを得ないようですが、そうした実態は当局ではどのように把握しておられますか、その点をお聞かせ願います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 福祉部長。 ◎福祉部長(中舘久二君) 私立保育園の運営については要望も来ておりますので、今後、閉庁によります人件費の増等もあるいは考えなくてはならないと思いますので、それらを含めまして検討してまいりたいなと思っています。 ○議長(昆野市右ェ門君) 21番。 ◆21番(小沢幸三郎君) 30ページでございますが、一番下の24節投資及び出資金、財団法人岩手県暴力団追放県民会議出捐金268万円でありますが、これは平成4年、5年度同額出捐するということなそうでございますが、県全体で相当な額になると思いますが、総額幾らなのか、それから事業の内容、それもお知らせ願います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 福祉部長。 ◎福祉部長(中舘久二君) 24節の投資及び出資金でございますが、これは本年5月に県で新しく設立になったわけでございまして、県の総額では9,000万円でございまして、これを平成4年度、平成5年度の2カ年で出資をしていただくというものでございまして、人口1人当たり64円で試算したものでございます。 この事業の内容については、このとおり暴力団追放のいろいろな事業ということで、今ちょっとあれですが、いずれ、北上市でやっている暴力団追放行事をそのまま県でもやっているものでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番。 ◆25番(鈴木健策君) 今の小沢議員との関連なんですが、出捐金が投資及び出資金のところへ出ているわけですけれども、これはどうなんです。出捐金というのは財産管理上は出資金と同じような形での市の財産管理になるんでしょうか。それとも、これはもう全く財産管理しない、一種の補助みたいな格好で出してしまうものなのか、財産管理上はどうなんです、この出捐金は。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(橘晃司君) 考え方は出資金と同じような部分がございますけれども、出資金の場合は、その団体が解散した場合は返還になります。これは返還にならないという違いがございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番。 ◆25番(鈴木健策君) その場合、市の財産目録にはこれは出捐金という名目では残しているわけですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 財政部長。 ◎財政部長(橘晃司君) 決算書に添付しております決算の財産に関する調書を見ていただければわかりますけれども、あの調書に登載しております。 ○議長(昆野市右ェ門君) 4款衛生費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 5款労働費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 6款農林水産業費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 7款商工費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 8款土木費。 16番。 ◆16番(及川淳平君) 56ページの土地区画整理費の負担金補助及び交付金についてお伺いしますが、黒沢尻西部の区画整理事業に対する補助金と負担金が組み替えられて負担金が大きく計上されているわけですが、このことをちょっと御説明をいただきたいということと、それから、都市拠点総合整備基本計画策定調査事業の負担金と、これは多分ヤードの跡地の基本構想の策定の関係だと思うんですが、それから、その下の全国協議会負担金もあわせて御説明をいただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋茂君) お答えいたしますが、19節の6,888万2,000円ということですが、この内容ですが、まず、黒沢尻西部地区組合土地区画整理事業負担金の1億2,133万2,000円、このことについて説明いたしますが、当初は2億5,000万円の6分の2ということで、市の負担分を8,333万4,000円計上しておったわけです。今回、陳情分の追加1億7,400万円、地域振興特別事業ということで5,000万円、特定道路分ということで1億6,000万円、合わせて3億8,400万円の国からの追加なりが配分されたわけでございます。それに伴いまして、市の負担分の6分の2なり、道路分については29.167%ということで1億2,133万2,000円の負担が生じたと。それで、従来、組合施工で行っておるわけですが、組合は国庫補助金なり県補助金、市負担金等で事業が賄われておるわけでございますけれども、今回、一般財源等の兼ね合いからこの6,000万円を減額し、それの目的どおり事業を進めるということで、1億2,133万2,000円との関係でございます。 それから、都市拠点総合整備基本構想策定調査事業負担金の750万円ですが、これについては、先ほど質問されておりますように、操車場の付近といいますか、県道相去飯豊線までの間、相去の町分を除くわけですが、約97.1ヘクタールについて県が事業主体で実施するということでございます。これについては、今いろいろな形で公共施設の都市均衡化に伴いましての拠点事業がされようとしておるわけですが、その段階において、県が1,500万円でこの調査をすると。それで、市が2分の1の負担をして行うというものでございます。 それから、次の5万円については、これら関係の、市の場合は一律5万円という協議会への負担でございます。 以上です。 ○議長(昆野市右ェ門君) 9款消防費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 10款教育費。 6番。 ◆6番(金田ハルノ君) 69ページです。3節の職員手当のことについてお伺いいたします。 当初予算よりもはるかに多い補正になっているわけですけれども、どういうところにどれだけ時間外勤務が予定されているのでしょうか、お伺いします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(小田島龍一君) この項目は公民館費の中の職員手当の時間外手当なわけでございますが、当初、四百幾らの額で計上されてございます。今回伸びましたのは、主にといいますか、1つとしては公民館主事クラスが旧来の主事クラスから主査クラスに格上げしたということで、それだけの給料が上がった分の差もございます。 それから、当初予算では一応その給料額の6%を計上しておるわけでございますが、公民館の特殊事情によりまして、どうしても6%では負えないという事情がございます。昨年も1,100万円ばかりの最終の予算計上を見てございます。生涯学習の進展に伴っての学習活動が盛んになったということで、夜間あるいは土・日に行われる行事に対応するというのが主でございまして、特にも地区公民館の中で出張所併設の公民館主事さんの時間外の割合が高くなっているというのが特徴的でございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 15番。 ◆15番(伊藤隆夫君) 71ページの報償費の遺跡発掘調査指導謝金2万円でございますが、この指導の方にはどのような指導をしてもらうものか。 それから、遺跡を発掘しますというと、大変貴重なものも出土する場合がありますが、人骨などが出た場合は今までどのような方法で、処分と言っては失礼ですけれども、埋葬をしたり、もしそういうふうなことが出た場合、つぼや何かじゃなくて人骨が出た場合、今後はどのような処理をしようとしているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(小田島龍一君) 埋文の報償費なわけでございますが、今、各地で埋蔵文化財の発掘調査が行われておるわけでございますが、その調査の段階で、どうしても著名な先生に依頼して鑑定していただかなくちゃならない場面も出てくるわけです。そうした場合に、いわゆる大学の先生等々をお呼びした場合の謝金と、そのような類のものでございます。 それから、人骨等々の扱いでございますが、旧和賀町でも和賀町時代に1件ございました。それで、当初、お寺さんの方に安置しておったわけでございますが、最近、岩崎城址の一角に埋葬したという事実もございます。そういうことで、古代人の遺骨でございますので丁重な扱いをしてまいりたいと、このように考えてございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 15番。 ◆15番(伊藤隆夫君) もちろん我々の祖先の、名は知らないけれども、人骨でございますから、丁重な扱いはしてほしいわけでございます。 今、川東の学校も造成をしているわけですが、まさかと思うところから出てくる場合があるわけです。過去に、江釣子時代に新平山を造成いたしまして多目的センターをつくったわけでございます。大先輩から聞けば、ここは火葬場であったとか、土葬場であったとかとさまざまあるわけですが、ただいま江釣子の全明寺に7遺体のお骨を、北上市のものですけれども、預かっておるということでございます。数字は、「84、新平、5次」と書いています。84ということは、1984年じゃないかと思います。人骨というものは、火葬をいたしますというと、体の大小もございますが、2キロ300から2キロ800ぐらいあるものなんだそうでございまして、そのナンバー1は、実際はかりましたところ2.5キロ、ナンバー2は2キロ、ナンバー3はまたこれが2キロ、ナンバー4は4キロありますから、これは括弧して2体とわざわざマジックで書いているわけです。ナンバー8、9は1.5キロで、無印が1.5キロ。それから、107号バイパスができるときに、やはりそこからも遺跡調査をしたところ人骨が出てきまして、これは土も入っていますけども7キロ、こういうものを全明寺が保管させられておる。そして、当初、私は全明寺の役員をしておりますので、役員会が開かれまして、これもやっぱり北上市のものじゃないか、継承したものであろうと。おまえも、ここの代表じゃないんだけども、幸い議会に行っているものですから、何とかやれよという命令を受けているわけでございますが、合計8体ということになっておるわけです。全明寺にも無縁仏というものをつくっておりますから、許可をいただければ、そこに埋葬する。こういうことによって永代供養ということになります。個人が永代供養するときには、1体50万円と決まっておりますので、8体ですから400万円ということになるわけですが、そういうふうな大きな金を要求するかしないかはわかりませんけれども、そういうふうな場合は今後どのように教育委員会としては扱いをしようとしておるのかをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(小田島龍一君) いろいろ工事現場等々で古代の人の人骨が出る場合もあるわけでございますが、そうした場合は、どうしてもやっぱり警察の方に届け出て、事故とかかわりのないことを確認していただかなければならないわけでございます。そういうことで大分年数がたつわけでございますけれども、その鑑定の結果について、これは古代人の人骨だというふうなものに判明したものにつきましては、今まではそういうような扱いをしておったわけでございますけれども、今後は埋葬のような格好で処置してまいりたいなと、このように思います。 その場合の、いわゆる永代供養のような格好にはなろうかと思いますけれども、どこのお寺さんで扱うのかということについては、内部で検討させていただきたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩いたします。      午前11時44分 休憩---------------------------------------      午前11時48分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 再開いたします。 16番。 ◆16番(及川淳平君) 71ページの埋蔵文化財センター費の委託料にかかわってお伺いしますけども、環境整備実施計画作成業務委託料1,300万円ほど、多分、樺山遺跡の関係だと思いますが、整備計画の概略を教えていただきたいということと、その下の工事請負費が同額減額になっているわけですが、この関係もあわせてお伺いいたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(小田島龍一君) それでは、まず補正予算の組み替えの関係から御説明申し上げますが、当初、この中にいわゆる実施設計の計画書の委託料まで工事費の中に入っておったというふうな経過もございますので、この際、これを分離して委託料と工事費と明確に分けようというものでございます。 それから、史跡の環境整備事業の関係でございますが、これはいわゆる樺山遺跡を整備するものでございますけれども、この中身としては、今の遺跡を一たん埋め戻しまして、そして、別のものでいわゆる廃石遺構をつくるというふうなことで、皆さんにごらんいただけるものと、このように思いますし、このほかには、ガイダンス施設とか、あるいは駐車場施設とか、多目的広場等々を計画いたしてございます。それがメーンの工事でございます。 以上です。 ○議長(昆野市右ェ門君) 8番。 ◆8番(小松久孝君) 73ページの19節負担金補助及び交付金のところですけれども、一番下の方に全国高等学校総合体育大会岩手大会の関連で100万円の負担金がありますが、これの使途といいますか、どういうふうな形で使われるものなのかと、それから、先ごろ新聞等で候補地が盛岡、北上というふうに具体的になって挙がってきておるようですけれども、これらについての経過、それから今後の見通しについてお伺いしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 助役。 ◎助役(斎藤政憲君) 既に新聞にも公表されておるわけでございまして、あのとおりです。しかし、あのとおりではよくないので、何とか北上市がインターハイの開催の主催地になるように、今後さらに運動を続けると、このように考えておりますし、なお、あの新聞は検討委員会の報告がされておると、こういうことでございまして、検討委員会が決定をするということではないようでございます。したがって、県議会の方にも請願陳情等がそれぞれ出ておるわけでございますけれども、絞られるのは盛岡の県営運動競技場が決定になるのか、あるいは北上市がなるのかという今後の争点にもなるのかなという感じを持っておるわけでございますが、いずれにしても、見通しとしては、検討委員会は今週中に6回目の委員会を開いて、いろいろ調査項目があるようでございまして、そういうものをさらに検討をしたいと。県議会の方はまた18日から始まるようでございますので、少なくても18日前には検討委員会の結果が公表される。ただ、これに最終的には県議会の関係もあるものですから、その辺の状況がどういうことになるのかということもそれぞれの面から検討を要する内容のものでもあるというようにも考えておりますし、そのことを期待をしておるわけでございますけれども、県議会としては、福祉文教委員会の付託になるわけでございまして、福祉文教委員会がどういう結論を出すかと、こういうことによって県議会の態度が決まる。 ただ、私はあの新聞を見て大変疑問なり検討を要すべきものだと思うのは、これは私だけじゃないと思うんでありますけれども、北上は施設等の計画その他は立派なものだと--立派なものだという文句は使っておりませんけれども、オーケーだと。ただ、高校総体を開く場合に、高等学校の生徒を集合させる、あるいは開会式の何かのあれをやるという場合にいろいろ練習もしなきゃならぬ、また指導もしなきゃならぬと。そういう場合に、北上は果たしてできるだろうか、盛岡ならできると、こういう感覚で見ておるような気もするわけでございまして、私は、もしそういう感覚が正しいというのであれば、これは正しくない。何もかにも大きなイベントはすべて盛岡一極だと、こういうこと自体がそもそも地方をばかにしている一つの感覚だと思うのでございまして、これは皆さんの御協力も得ながら、そうではないんだぞと。しかも北上は金をかけてやろうとしているんだぞということと、しかも、盛岡で私の方にとは言っているけれども、実は県の運動競技場になっているわけですから、県としてはなかなかそう簡単に予算的にも対応するという姿勢が、今の段階ではどうもよく見られないと。あそこの運動場を大改修をすると、こういう表現をもってますけれども、いわゆる都市計画の公園指定ということにもなっている関係がございますから、果たしてそういうことをめちゃくちゃ壊してやれるものかどうかということは、大変私は疑問に思っておる。その辺等を追及をしていくというと、どうも極めて政治的なことなのかなという感じを持っておるわけでございまして、市長初め教育委員会、我々体育協会関係も力を合わせて、一人走りするようなことでないように、今後花巻市とも含めて協力をして、何とか所期の目的を達したいと、このように考えております。 以上、経過と決意のほどを申し上げて、お答え申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(小田島龍一君) 19節の負担金100万円の使途でございますが、これはいわゆる協議会に対する負担金なわけでございますが、協議会としてはこの負担金でもって、駅前のPRが不足だという御提言がございましたので、駅前に広告塔をつくったということもございますし、それから、高校生からインターハイの誘致に向けての標語募集をして、それをステッカーにして各商店街の方にお配りをしたというふうな経費、それから陳情活動経費等々に充てようとするものでございます。
    ○議長(昆野市右ェ門君) 11款災害復旧費。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 以上で歳出を終わります。 次に、第2表継続費補正。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 第3表債務負担行為補正。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 第4表地方債補正。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 以上で一般会計を終わります。 休憩いたします。      午後0時0分 休憩---------------------------------------      午後1時2分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中の補正予算に対する質疑を続行いたします。 次に、特別会計を行います。国民健康保険事業特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 国民健康保険事業特別会計直診勘定。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 老人保健特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 工業団地事業特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 下水道事業特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 宅地造成事業特別会計。 6番。 ◆6番(金田ハルノ君) 1つお伺いいたします。 分譲を開始されて瞬く間に完売しました鳩岡崎の団地についてですけども、今、2棟ほど建設がもう進められているんですけども、遠くから電気を引いて工事しているという状況がございました、先日行って見てきたんですけども。それで、この団地に電気とか電話線の工事はいつごろ予定されているのかということをお伺いしたいんです。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋茂君) お答えいたしますが、今、各団地といいますか、建設している方々が仮設で電気を引っ張っておるわけですが、これについては、今、申請しておりますので、もうしばらく待ちますと電気が張りつく。といいますのは、今回、補正予算でもお願いしておるわけですが、街灯とか、これらを整備するわけでございまして、そのときに全部電柱等が整備されると、このようになります。それから、電話については、申し込みを見ながら、電話局と協議していくと、このようになります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 6番。 ◆6番(金田ハルノ君) しばらくというのが、おおよそのことでいいんですが、大体何カ月後とか、そういうことをお伺いしたいんです。 ○議長(昆野市右ェ門君) 建設部長。 ◎建設部長(高橋茂君) この補正予算の議決をお願いできました後に、業者と東北電力等と協議しながら進めたいわけですが、こちらとしては、まず3カ月以内にはしたいものだと思っておるところでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 土地取得特別会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 水道事業会計。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第102号平成4年度北上市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第103号平成4年度北上市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第104号平成4年度北上市国民健康保険事業特別会計直診勘定補正予算(第1号)、議案第105号平成4年度北上市老人保健特別会計補正予算(第2号)、議案第106号平成4年度北上市工業団地事業特別会計補正予算(第2号)、議案第107号平成4年度北上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第108号平成4年度北上市宅地造成事業特別会計補正予算(第2号)、議案第109号平成4年度北上市土地取得特別会計補正予算(第1号)、議案第110号平成4年度北上市水道事業会計補正予算(第1号)、以上8件を一括して採決いたします。 本件8件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件8件はいずれも原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) お諮りいたします。日程第16、議案第114号から日程第22、発議案第7号までの7件については、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、日程第16、議案第114号から日程第22、発議案第7号までの7件については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第16、議案第114号市道大堤北線道路改良(舗装)工事の請負契約の締結についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。   (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第114号市道大堤北線道路改良(舗装)工事の請負契約の締結について、提案の理由を申し上げます。 当該市道を延長1,067メートル、幅員6メートルで改良(舗装)することとし、去る9月10日、13業者を指名して入札を行い、その結果、契約金額1億773万8,000円で、株式会社佐藤組代表取締役佐藤正昭と請負契約を締結しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第114号市道大堤北線道路改良(舗装)工事の請負契約の締結についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第17、議案第115号北上市黒沢尻西公民館新築(建築)工事の請負契約の締結についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。   (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第115号北上市黒沢尻西公民館新築(建築)工事の請負契約の締結について、提案の理由を申し上げます。 当該公民館を鉄骨づくり2階建て、延べ床面積639.02平方メートルで新築(建築)することとし、去る9月10日、10業者を指名して入札を行い、その結果、契約金額1億1,402万1,000円で、株式会社斎藤工務所代表取締役斎藤留三と請負契約を締結しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。 9番。 ◆9番(及川洋一君) この設計の中身についてお伺いしたいんですが、これは黒沢尻町内に、立花を除いていわゆる3館を建てる予定の2館目なわけですが、1館目をつくった場合、黒沢尻東公民館の際に、これから黒沢尻町内に建てる地区公民館は独自性を持ったものを建設するんだという当時の教育長、旧北上市の教育長は答弁しているわけですが、この設計を見ますと、どこにその独自性があるんだろうなという感じがしますが、その構想はもうなくなったんでしょうか、その辺を御所見を伺いたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 教育次長。 ◎教育次長(小田島龍一君) 前からの計画でそのようになっておるわけでございますが、東地区公民館の場合は、工という格好で創作室を設けたということになってございます。それで、西公民館の場合でございますけれども、この場合は、旧婦人会館ということもありまして、ここには調理を主体とした公民館をつくろうということで、調理室を重点的に配置した設計になってございます。 以上でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第115号北上市黒沢尻西公民館新築(建築)工事の請負契約の締結についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第18、議案第116号財産(土地)の取得についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、18番浅田哲心君、25番鈴木健策君の退席を求めます。   (18番浅田哲心君、25番鈴木健策君退席、退場) ○議長(昆野市右ェ門君) 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。   (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第116号財産(土地)の取得について、提案の理由を申し上げます。 取得しようとする土地は、北上南部工業団地用地として北上地区広域土地開発公社に取得依頼していた土地で、北上市相去町字山根梨の木43番74、面積3万4,491.55平方メートルを4億7,943万2,545円で、北上地区広域土地開発公社から取得しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。 34番。 ◆34番(原田敬三君) 議案の中身そのものではないんですけれども、御承知のとおり、本日から住所で字が相去の場合も削除されていますね。ところが、114号では字が入って、そして工事場所のところには字が抜けて、そしてただいま提案の116号、次に提案される117号には字が入っています。北上市を代表する公文書ですからこだわるんですけれども、どういう解釈なんでしょうか、担当課長。 ○議長(昆野市右ェ門君) 企画調整部長。 ◎企画調整部長(小野信義君) これの解釈もございますので、総務課長より答弁させます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 総務課長。 ◎総務課長(滝澤良徳君) 最初に、お話いただきましたように、本日14日から字名等が抜けますので、お話のありましたとおりでございます。ここに載っております表示の方法につきましては、議案第116号につきましては8月31日に仮契約したものでございます。その契約した内容をそのままここに載せましたのでこのようになってございますが、本日、9月14日以降の文書等の取り扱いにつきましては、例えば工事の着工届け等につきましては字名が取れるというものでございます。 終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) 34番。 ◆34番(原田敬三君) ささいなことになりますが、ただいまの課長の答弁でしたら、議案第114号の工事場所については字が入るのが正しいんじゃありませんか。ここでは字が抜けているんです。それはどのように解釈すればいいんでしょうか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 総務課長。 ◎総務課長(滝澤良徳君) お答えします。 今のお話は、前の議案の説明文書の中にあります中成沢の件と思いますけども、これにつきましては、これはあくまでも説明の資料でございますので中成沢になってございますが、仮契約書においては、この部分が出てきませんので、御了解願います。 終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第116号財産(土地)の取得についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 18番浅田哲心君、25番鈴木健策君の除斥を解きます。   (18番浅田哲心君、25番鈴木健策君入場、着席)--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第19、議案第117号財産(土地)の処分についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。企画調整部長。   (企画調整部長 小野信義君 登壇) ◎企画調整部長(小野信義君) ただいま上程になりました議案第117号財産(土地)の処分について、提案の理由を申し上げます。 処分しようとする土地は、北上市相去町字山根梨の木43番74ほか1筆、面積4万1,243.55平方メートルで、平成4年8月に立地調印した株式会社ケー・アイ・ケーに5億7,525万5,000円で処分しようとするものであります。 よろしく御審議の上、原案どおり議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。 25番。 ◆25番(鈴木健策君) お伺いいたしますが、これは前の議案の用地なわけですけれども、売却値段が、市が公社から買った金額が、平米単価でいくと大体1万3,900円ですね。これを今度、ケー・アイ・ケーに売る。これも大体同じなんです、金額がね。実際計算してみますと、50円違うだけなんですよね。それで私は、公社はもちろん団地内の造成をしたり、かかる金利等プラスになるから、それは一般から買った土地へプラスして市に売るわけですけれども、市も企業誘致をするためには事務経費もかかりますし、また、団地内は公社の方でやりますけれども、周辺部の環境整備や道路整備等でも財政負担があるわけですよ。ですから、市が企業に売る場合、プラスして売っても、決して土地を売ってもうけるという形じゃないと私は思うんですよね。なぜこれがたった平米で50円、総額でいくと、この用地からいくと200万円ぐらいプラスになっているだけなんですが、なぜ、何といいますか、一般的に考えたら、さっき言ったような財政負担があるわけですから、もう少しプラスして売ってもいいと思うわけですけれども、その辺はどういう事情なんでしょうか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 産業部長。 ◎産業部長(及川文雄君) お答えをいたします。 今度の場所はのり面が非常にきつい場所でございます。したがって、3メートルまでは同じ価格でございますけれども、3メートルを超える部分については2分の1の価格になっております。そういうことで、全体としてはこういう価格になるということでございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番。 ◆25番(鈴木健策君) そういう用地の条件はあると思いますけれども、私が言わんとするのは、さっきも言いましたとおり、団地内の造成に関する費用は、これは公社でやりますからいいんですけれども、市が売る場合、企業誘致をするためのいろんな事務経費はもちろんかかりますし、それから団地以外の近くの道路整備やら環境整備等でもやっぱり財政負担がかかるわけですよ。ですから、私は、その分を少なくともプラスをして市は企業に売るべきだと。大体南部は、最初に説明があった段階では、これはかなり昔の話ですが、郡山が坪で3万1,000円でしたか、それで固定資産税の減免措置が3年だということで、これに対抗するためということで値段を下げた経緯があるんですよね。ところが、非常に景気がよかったものですから、私は予測以上に南部は企業が来たと思うんですよ。ですけれども、そういう条件があったものだから、いきなり値段を上げるわけにいかないから、3万1,000円平均でまず売ってきたわけですけれども、私がさっき言ったようなことを考えますと、これは市だって決して財政に余裕があるわけじゃありませんから、少なくともそのぐらいのものはプラスをして売ってもいいと私は思いますし、また、そういう考え方を持って企業と値段の交渉をしてやったのか、その辺の基本的な考え方もぜひお伺いしたいんですが。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 企業に譲渡する場合の単価の問題でありますが、おっしゃるとおり、原価にプラスしていろいろな関連の経費も含めて売るのが望ましいというふうに考えておりますが、ただ、やはり北関東あるいは南東北あたりの工業団地の単価も考慮しながら誘致活動をやっておるという経緯もございまして、それから、最初の単価から話し合いがずうっと続いておって、まとまる段階はかなりおくれるということもございまして、最初の単価から余り高くするということにもまいらない事情もございます。したがって、土地では利益は余りない、あるいはとんとん、あるいはそれ以下という場合もあり得るわけでありますが、その後の建設あるいは雇用等を含めた全体の経済効果、あるいは財政収入の面における期待等々を考えて、総合的にこの単価を決めることにいたしておるわけであります。しかし、御指摘のように、できるだけ経済情勢等をにらみながら、関連の経費等も含めるように今後は努力したいと思いますが、にわかにはなかなか困難な面もございます。 なお、用地の取得、売却までの借入金の金利というのもありまして、長く持っておることと、早目に処置した方がいいかどうかという問題等も含めて総合的に判断をすると、こういうことになるものでございますので、御趣旨は十分わかりますが、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 25番。 ◆25番(鈴木健策君) では、改めて市長にお伺いいたしますけれども、今の市長の答弁からいきますと、今度、南部のインターチェンジの問題があるわけですよ。これは南部の第3期分を、これは株式会社ですね、第三セクターにやって、そこで造成をして工事費に充てることになっているんですね。これが売却益が19億円予定しているはずですよね。ですから、これを逆算して南部の第3期分の広さから計算すると、坪6万円以上で売らないと19億円の売却益が出てこないんですよ。今のような市長の答弁からいくと、到底3万1,000円でも今の都市間競争にはぎりぎりなんだと。すると、私は、南部の第3期分の売却益を19億円出すということは、民間である第三セクターの南部開発ですか、この会社の人はかなり容易でないと思うんですよね。そうなると、インターの許可がおりた、ところが金がないということになり得る可能性があるわけですよ。その辺に対しては市長はどのようにお考えですか。 ○議長(昆野市右ェ門君) 市長。 ◎市長(高橋盛吉君) 北上南インターの認可を得られたのは、開発型インターとして国の高速道の審議会の結果として認められたということでありますが、開発型インターでありますので、具体的には南部工業団地の第3期分の造成と組み合わせて整備する。そして地元負担分を生み出すということになっているわけであります。そこで、このインターの地元負担分を売り上げの単価にのせて売らなければならないということでございますので、御指摘のように大変厳しい状況にあります。しかも、今、非常に心配しておりますのは、当初の負担よりも増額になるおそれも出ておりますので、これは道路公団等にもその軽減方を要望しておるわけでありますが、非常に厳しい情勢にあります。 そこで、県に要望しておりますのは、インターからの取りつけ道路、アクセス道路、これは国道4号線までの道路、4号線を出てからもあるわけでありますが、これを県道として取り上げてもらいたい。その分は造成費のコストからマイナスできるわけでありますので、これについて県に要望をしております。県はこれを了承しておりますが、しかし、全く県だけというわけにはいかない。地元負担も当然求めることになるというやりとりが今なされております。そこで、この負担増にも限界があるので、市の県道に対する負担は、全く協力しないというわけにはまいりませんけれども、最小限度にしてもらいたいという話し合いを今県の土木部と行っておるところであります。そういうことで、今の2期分よりは、インターという新しい条件も出てきますので、単価にプラスしていい要因もあるわけでありますが、その辺を十分検討しながら、単価あるいは誘致ということに取り組んでまいりたいと思いますが、御指摘のように非常に厳しい状況でございます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、議案第117号財産(土地)の処分についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。      午後1時41分 休憩---------------------------------------      午後1時42分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 再開いたします。 日程第20、議案第118号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。市長。   (市長 高橋盛吉君 登壇) ◎市長(高橋盛吉君) ただいま上程になりました議案第118号人権擁護委員候補者の推薦について、提案の理由を申し上げます。 当市の区域に置かれている人権擁護委員のうち、高橋久雄君は平成4年10月14日をもって任期が満了するので、その後任として、提案の高橋久雄君を推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 同君は、昭和27年から昭和57年12月までの29年9カ月間、和賀農業協同組合、そして和賀町農業協同組合に勤務され、その間、販売部長、管理部長、参事の要職を歴任されております。さらに、昭和61年9月から6年間、人権擁護委員として御活躍をいただいているところであります。 以上の経歴のとおり、人格、識見ともに高く、広く社会的経験も豊かであり、人権擁護については特に深い理解と経験を有する方でございます。 何とぞ満堂の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 質疑を終結いたします。 これより、議案第118号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 本件は高橋久雄君を適任とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は高橋久雄君を適任と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第21、発議案第6号真にゆとりある暮らしを求める決議についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。17番菅原行徳君。   (17番 菅原行徳君 登壇) ◆17番(菅原行徳君) 提案の理由を申し上げますが、提案理由は、ここに書いてある文章を朗読して提案理由にかえたいと思います。 提案理由。 すべての市民が日常の生活において、より多くの自由な時間を持ち、真にゆとりある暮らしができるよう、決議しようとするものであります。 真にゆとりある暮らしを求める決議案。 すべての国民が生活にゆとりを持ち、充実した自由な時間と潤いのある生活を送ることは、人間性豊かな社会の建設にとって極めて重要であります。 しかし、我が国の労働時間の現状は、欧米諸国と比較して長いのが実情であり、多くの国民が豊かさを実感できない大きな要因となっております。 ここに、本議会は、すべての市民が日常の生活において、より多くの自由な時間を持ち、真にゆとりのある暮らしができるよう、諸条件の整備に努めようとするものであります。 以上、決議する。 何とぞ、原案のとおり決定されますよう、満場の皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案の理由にかえさせていただきます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。 13番。 ◆13番(高橋義麿君) 提出者にお聞きいたします。 確かに書いてある内容はもっともでありますけれども、労働時間の短縮は今話が出てきたんじゃなく、大分以前からこれは国をにぎわしていることでございますが、ただ一つ考えなければならないのは、労働時間の短縮は、イコール日本国の亡国論にもつながるんだという意見もあります。これは、国際情勢が、あるいは国際的な圧力で日本の労働省が労働時間の短縮を決めたようでございますけれども、果たして日本国家が今まで成長してきたのはどういう原因があったのか。鉱物資源のない日本が、とにかく働いたからこそ、今、潤いのあるというより経済的な、豊富な国家が形成されたんじゃないか、このように考えられます。しかし、この文章に国民が豊かさを実感できないのが大きな原因だとありますけれども、今なぜこの決議文が出てきたのか、その背景について提案者からお聞きしたいと思います。 ○議長(昆野市右ェ門君) 菅原行徳君。 ◆17番(菅原行徳君) お答えを申し上げます。 きょう、本議会においても完全週休2日制が議決されましたように、今、ゆとりを求める声は時代の趨勢でございます。アンケート調査等を見ましても、世論はゆとりを求める、それが相当強い形であらわれているわけでございます。そういうわけで、時代の趨勢にこたえる意味からも、本議会の名前において決議しようと、そういう動きから私が提案者になりまして賛同者の諸君の賛同を求めまして、本日、決議案という形になったわけでありまして、この背景等においても、お隣の水沢、花巻市議会等においても、昨年度決議されているという背景もありましたことを説明して、答弁にかえさせていただきます。 ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 討論を終結いたします。 これより、発議案第6号真にゆとりある暮らしを求める決議についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 日程第22、発議案第7号私学教育等を充実・発展させるための意見書の提出についてを議題といたします。 書記をして議案の朗読をいたさせます。   (書記朗読) ○議長(昆野市右ェ門君) 提案理由の説明を求めます。15番伊藤隆夫君。   (15番 伊藤隆夫君 登壇) ◆15番(伊藤隆夫君) 発議案第7号の提案理由の説明を行います。 ただいま上程になりました発議案第7号私学教育等を充実・発展させるための意見書の提出について、原案を朗読いたしまして提案の理由にかえさせていただきます。 私立学校は、建学の精神と独自の校風に基づく教育理念により、公教育の一翼を担い、学校教育の充実・発展に寄与しているところでありますが、経営基盤は依然として厳しい環境に置かれております。 一方、子供を私学へ通わせている父母の経済的負担は大きく、家計を圧迫している現状にあります。 このようなことから、教育条件の維持向上と父母の経済的負担の軽減を図るとともに、経営の健全化に資するため、下記事項について要望するものであります。                 記 1.私学助成金をさらに充実すること。 2.公立・私立高校の40人以下学級の早期実現を図ること。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出しようとするものであります。 何とぞ満堂の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(昆野市右ェ門君) これより質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、発議案第7号私学教育等を充実・発展させるための意見書の提出についてを採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。      午後1時55分休憩---------------------------------------      午後2時18分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第23、請願についてを議題といたします。 陳情第1号私学教育を充実・発展させるための陳情書の第1項及び第2項に関し委員長の報告を求めます。教育民生常任委員長。   (教育民生常任委員長 伊藤隆夫君 登壇) ◆教育民生常任委員長(伊藤隆夫君) 教育民生常任委員長から報告いたします。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました、北上市新穀町二丁目4の64、私学を育てる北上・和賀地区協議会会長高橋幹夫ほか1名から提出された陳情第1号私学教育を充実・発展させるための陳情書について、9月9日会議を開き、教育長等から詳細な説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 この陳情の趣旨は、私立学校と公立学校の学費格差が依然として大きく、また、私立学校の施設・設備などが、全体として公立学校より劣っている。このような状況を早急に改善するため、1.北上市内に設置されている私立高校に対する運営費補助を大幅に増額してほしい。2.北上市の住民で岩手県内の私立高校に在籍する子弟・子女を持つ世帯に対して、就学援助金を出してほしいというものであります。 当委員会は、審査した結果、陳情事項の第1項については、運営費補助の額は他市を上回っているものの、ここ数年、補助額が据え置きになっているとの説明を受け、見直しの必要もあると思われることから、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 陳情事項の第2項については、子供を私学へ通わせている父母の経済的負担は大きく、その世帯に対する援助はぜひ行うべきだとの賛成意見もありましたが、運営費補助及び施設整備費等に多額の補助をしている上、さらに個人世帯に対して援助金を支給することは、他市との関連もあり、また生徒間の公平さを欠くことなどから、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決定いたしました。 以上をもって、当委員会に付託になりました陳情についての報告を終わりますが、何とぞ当委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、陳情第1号私学教育を充実・発展させるための陳情書を採決いたします。 最初に、陳情事項第1項を行います。 本件第1項に対する委員長の報告は採択であります。本件第1項は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件第1項は採択と決定いたしました。 次に、陳情事項第2項を行います。 本件第2項に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件第2項は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長(昆野市右ェ門君) 起立少数であります。よって、本件第2項は不採択と決定いたしました。 なお、陳情第1号私学教育を充実・発展させるための陳情書、陳情事項第3項及び第4項については、先ほど同一趣旨の意見書が可決されておりますので、一事不再議の原則により採択されたものと見なします。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 請願第6号鬼柳町地内の道路改良工事についての請願書、請願第7号市道2063065号線の拡幅・舗装整備に関する請願書、以上2件に関し委員長の報告を求めます。建設常任委員長。 ○議長(昆野市右ェ門君) 休憩いたします。      午後2時24分 休憩---------------------------------------      午後2時43分 再開 ○議長(昆野市右ェ門君) 再開いたします。   (建設常任委員長 原田敬三君 登壇) ◆建設常任委員長(原田敬三君) 御報告申し上げます。 去る9月3日の本会議において、当委員会に付託になりました請願2件について、当委員会は10日会議を開き、現地調査をしたほか、建設部長等から説明を聴取し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、北上市鬼柳町都鳥98の2、高橋晃ほか7名から提出されました請願第6号鬼柳町地内の道路改良工事についての請願書について申し上げます。 市道1053017号線及び同1053020号線、延長509メートルは利用度が頻繁であり、その周辺には住宅、事業所が建ち始めてきましたが、この道路は狭隘で、対向に困難かつ砂利道なため、両側水田にも支障を与えている状況でありますので、実情を御賢察の上、早期拡幅・舗装工事をしていただきたい。また、市道1053020号線の延長に際しては、改良工事も検討方願いたいというものであります。 当委員会は、願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、北上市二子町字鳥喰201、部落長小舘昌三から提出されました請願第7号市道2063065号線の拡幅・舗装整備に関する請願書について申し上げます。 この道路は、延長約206メートルで、市道口内村崎野線(2001048号線)と同高千代線(2063045号線)を結ぶ路線で、唯一の生活道路でありますが、幅員が狭く、車両の通行のほか道路作業車、除雪車の進入等不便を来たし、また、緊急時の対応には著しく困難な状況にあり、これら即刻解消していただくため、地権者を含め協力体制の同意書を添えて拡幅・舗装整備を早急に実現してほしいというものであります。 当委員会は、願意妥当と認め、全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。 以上で当委員会に付託になりました請願2件について審査の経過と結果について申し上げましたが、何とぞ当委員会の決定どおり満場の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(昆野市右ェ門君) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) これをもって討論を終結いたします。 これより、請願第6号鬼柳町地内の道路改良工事についての請願書、請願第7号市道2063065号線の拡幅・舗装整備に関する請願書、以上2件を一括して採決いたします。 本件2件に対する委員長の報告はいずれも採択であります。本件2件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(昆野市右ェ門君) 御異議なしと認めます。よって、本件2件はいずれも採択と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(昆野市右ェ門君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって第15回北上市議会定例会を閉会いたします。      午後2時49分 閉会       北上市議会議長     昆野市右ェ門       北上市議会議員     渡辺紘司       北上市議会議員     及川淳平...